2013年5月19日日曜日

インドで自動車免許を申請したつづきのつづき

5. 気合いを入れて申請2日目。
朝一(開店は10:30)にスタッフさんと免許センターに行き、カウンタークローズを喰らったところからの続き。

どうやら、昨日Administrative OfficerやRegional Transport Officerからサインをもらった分で、オネーサンたちは無事に手続きが進められるらしい。

で、とりあえず、オンラインシステムの「サーバダウン」からはじまる。ハイハイ、ソウデスネ。カウンターでしばし過ごす。

サーバ復旧後、オンラインシステム申請情報を書き込みつつ、いわゆるタイプライターに申請者の情報などを打ち込んで申請費用の領収書を作成。と、なにやらタイプミスをしたので、やり直しの許可をもらうために申請書類にAOのサインをもらってこいとのこと。走って行ったのは免許センターの職員。オネーサンは苦笑い。


免許申請費用のINR 425(いまは800円くらい?)を支払って、領収書をもらう。なんか、もう少しな気配だぞ。

6. 顔写真はWEBカメラで。
免許証に載せる顔写真を撮ってこいとのこと。事前に用意したパスポートフォトはいったい何だったのか。

顔写真は、WEBカメラで撮るんですね。パソコンに画像が取り込まれ、ペンタブレットに署名を求められる。自分が書いた文字が見えないから、ずいぶんとファンシーな署名になってしまった。

そして、指紋も求められる。男性は左手の親指、女性は右手の親指を取るんですと。へぇーへぇーへぇー。

最後に、カウンターで受け取ったレシートに写真撮影担当の職員に番号的なものを記入してしまい、申請手続きは終了!準備で数週間、免許センターに2日通ってもらったものは。。。



やったー!ここまで長かった。。。スタッフさんありがとう。。。。これを自分一人で全部やるのはとてもじゃないけど無理。


免許証は数日後、自宅に郵送されるらしい。とりあえず、申請おわり!Reject喰らったりせず、ちゃんと届くといいのですが、それはまた別の話。


6. ちなみに
インドはジュネーブ条約を批准しているので、制度的に日本の免許証はインドのものに書き換え可能です。従って、試験は受けていません。手続きの煩雑さがやばい。

今回ゲットしたレシートは、当面のあいだ自動車を運転するための仮免許証として使えるそうです。

今回発行されるはずの免許の有効期限は、日本の免許証のものと同じらしい。あと1年半くらいしか持たないのか。。。日本の免許証を更新した場合、インドの免許証も「更新扱い」で手続きできるラシイ。

インドでの自動車免許を申請したつづき

4. たらい回し。そしてお決まりの!
RTOから申請書類にサインをもらって、個別の手続きカウンターに案内される。ここにも列ができていて並ぶ。どうやら、ここのカウンターで申請内容をオンラインシステムに登録して、申請費用を支払うらしい。このカウンターのオネーサンたちは結構くせ者だ。

とりあえず、「Administrative Officerにサインをもらってこい」といわれる。 RTOのサインだけでは手続きができないのか、AOにサインをもらいに行く。ここはスムーズにすすみ、再度オネーサンのところへ。今度はオネーサンたちは書類に目を通している。同行してくれたスタッフさんは、僕についていろいろ聞かれて、答えてくれている。そして、オネーサンたちは申請書類になにやらメモを書き、RTOとAOの確認とサインをもらってこいとのこと。ということで、サインを求め二人を訪ねる。

ちょうど時間はお昼どき。RTOの執務室はランチモードになっていたが、食べ始める前にRTOに突撃してサインをもらう。これを逃していたら、次はいつサインをもらえるかわからないところだった。AOはまだ仕事モードだったので、サインはすぐにもらえた。で、カウンターに戻る。




で、これで手続きが進むかと思いきや、まさかのカウンタークローズ!




インドで流れている生命保険のテレビCMでよく見るやつだ!手続きでたらい回しにあって、条件がそろったところで終業ってやつ。本当にあるんだ。役所だからまぁあるか。




また明日来てねっと。つづく。

インドでの自動車免許を申請した

そろそろ自動車の国際免許が失効するということで、現地の免許をゲットすることにしました。インドに引っ越してからもう少しで1年経つんですね。

1. 書類の準備は大変だ。
とにかく多くの種類が必要。これらをそろえるのに時間もお金もかかります。ほとんどすべての準備を現地のプロジェクトスタッフにやってもらいました。ありがたいこってす。

- パスポートや各種IDカードのコピー
- 住所の証明と家主(大家さん)を証明する文書のコピー
- 外国人登録証(やそれに変わる文書やインド政府が発行するプロトコルの説明書)- 顔写真
- 日本の運転免許のコピーとその翻訳文書(業者によってAuthorizeされたもの)
- 申請フォーム

2. 免許センターに行ってからが本番?
書類をすべてそろえたつもりになって免許センターへ。Hyderabad市内にある免許センターではなく、免許の記載事項を変更したり、外国人を扱う別のセンターでした。

日本の免許センターほどではないけど、番号のついたカウンターがあり、役割分担はされている模様。みんな列を作って各ブースでの手続きを待ちます。交通ルールをクイズ形式の映像でひたすら流していたりもします。しかし、映像で使われる言語がTeluguでは全くもって理解不能。どうしろと。

3. RTO(Regional Transport Officer)のサインをもらう。
RTOはその免許センターの長に当たる人。 彼のサインをもらわないと、一切の手続きは始まらない。RTOの執務室にも列ができていて、面談開始!

外国人であること、外国人登録証にかわる文書を使う事情、自分の勤務先、日本の免許証の記載事項。。。。などをすべてスタッフさんに説明してもらい、サインをもらう。外国人がインド国内の免許を取得するのはあまり頻繁に無く、センター内の職員が集まってくる。会話はもちろんTelugu。実は英語も使われていたけど、正直いろいろ混ざっててよくわからない。がんばれスタッフさん!君だけが頼りだ。

事前の準備で、スタッフが何度も免許センターに出向いて事前に確認してくれていたのに、部屋に集まってきた職員の一人からまさかのフォーム不備を指摘されて書き直し。「最近、申請フォーム改訂したんだよ」だって。ぐぬぬ。




申請フォームを書き直して、再度RTOに突撃。今度は無事サインをもらって、手続きが進むかと思われた。 つづく。