チャリを買ってからというものの通学が主な用途で、せいぜい海(近い)まで足を延ばすくらいしか乗っていませんでしたが、とうとう、ロングツーリングに行ってきました。家と相模湖を往復です。その距離90km。。。
なんというか、ビンディングをチャリに付けたのです。専用の靴とペダルを買って、ペダルと足を固定するやつです。これがあると、ペダルを「踏む」動作に加え、「引き上げる」動作が出来るようになります。ビンディングの効果はマジ画期的です。チャリを購入したときに付けとけばよかったです。これまでの1ヶ月はいったいなんだったんでしょう。
綾瀬市を起点に、大和〜町田〜高尾山入り口〜大垂水峠〜相模湖が往路で、約50km。。。大垂水峠ではマジ界王拳使いました。4倍くらい。暑いし、勾配は急だし、足がBSEにかかった牛のようにガクガクいっていました。まぁ、相模湖に着いてしまえば帰りは楽なはずと思い込んで、ガス欠寸前まで力一杯こいだのです。
で、相模湖には着いたのはよいのですが、誰もいないし。日曜日の昼下がりだったのに。地元のカップルがいちゃついているだけでした。何だよここ。観光客向けの商店は、明るいうちからものすごい勢いで店じまいしてるし。
帰りは、相模湖から厚木〜綾瀬と約40kmの行程です。往路は高尾山入り口経由でかなり大回りだったのに対して、県道412号線を使って直線的に下るだけだと思っていたのですが、ぜんっぜんそんなことなかったです。相模湖を出てからはじめの10kmは山登りです。大垂水峠が平坦に思えるほどの急勾配で、道もぐねんぐねんしてるし、自転車を分解して、どんなに路線バスに乗ろうとしたことか。
結局は、意地はってこぎ続けました。残念ながらスーパーサイヤ人にはなれず、ひたすらちんたらコキコキと。。。いくつもの坂を登りきって、下りにさしかかったときにはもう真っ暗でした。やはり、ヒルクライムは練習しないとダメですね。
厚木にさしかかったあたりの緑モスで、夕食です。ってか、モスで500円かからなかったのは初めてです。。。ハンバーガーと飲み物だけで、450円なり。。気をつけたのは、体を冷やさないようにすることで、暖かい紅茶を注文したのですが、店員さんには「アイスのホットティーですね!」と言われて苦笑い。
厚木から綾瀬の間は、ほとんど下り坂がメインだったので非常に快適だったのですが、綾瀬にさしかかる坂が強敵でした。これで家にたどり着いたらどれだけおいしいビールが飲めるだろうと、脳内がビールの泡に満たされた状態でひたすらこいで、やっとゴールです。
そんなこんなで、ヘロヘロになって帰ってきたわけですが、人としてお風呂に使って、ソッコー寝ました。今日は当たり前のように全身筋肉痛です。すごいつらかったですが、練習して山を克服したいと思うようになってしまいました。というわけで、懲りずにまた、どこかに乗りにいくのでしょうね。