2012年10月29日月曜日

Hyderabadでの小児科事情

インドに引っ越してきてからすぐ、娘が三日麻疹にかかったり、日本で消化できなかった予防接種メニューをこなすというのもあって、ハイデラバードの小児科には既に何度かお世話になっています。

自分たちが掛かり付けにしているのは、Rainbow Childrens Hospitalです。誰に聞いてもとにかく評判がいい。別の候補はApollo Hospitalです。Apolloの本院は僕が蜂に刺されたときにお世話になりましたが、小児科はまだ未経験。どちらも自宅から車で30分。 

日本の小児科は結局行ったことがないので分かりませんが、Rainbowの場合はWEBで小児科医の時間を予約できるんですね。週末の超絶混んでいる時間帯で、予約時間ぴったり行ってから更に30分ほど待ちましたが、たいした問題ではありません。

また、24 HoursのDoctor On Callのサービスがあって、 救急の際には病院に向かいながら医師と会話ができます。娘の三日麻疹の際には夜中にこのサービスを使って相談し、夜間の救急窓口は使わず、その翌朝に診察を受けることにしました。

カルテは患者側が管理します。日本だと診察券だけ持たされるのかな?カルテとレシートがファイルされていて手元にあるので、いざ旅行先で病院に行くことになっても安心です。ちゃんと持っていっていればの話ですが。。。

これまでかかった主な医療費について、参考までにレシートに書かれた数字を載せておきます。総じて安価な印象です。

診察料
初回登録料 Rs. 50
診察料 Rs. 400 (診察1回につき)

薬品
抗ヒスタミン剤 (Atarax Syrup 100ml) Rs. 40
かゆみ止め軟膏 (Calosoft Lotion) Rs. 122

予防接種
麻疹 (Measles) Rs. 65
B型肝炎 (Hepatities B) Rs. 170
ポリオ (Polio) Rs. 15
インフルエンザ (Vaxigrip P) Rs. 505

まだ急な高熱とかを経験していないので、これからどうなるかがやや不安ですが、ハイデラバードの小児科事情はかなり充実していると思います。あとは親の責任ですね。 

救急車はアテにならないらしいです。

生活が落ち着いた

新居に引っ越してから3ヶ月ほど経ちました。電気・水道のマイナートラブルもほぼ解決されて、週末を家族の時間として過ごせるようになりました。

フラットでの近所付き合いは非常に楽しくて、ラク!みんな子供に対してとても寛容だし、多くの住人とは初めて会ってもすぐに打ち解けてしまう。日本人の乳幼児があまりに珍しいのか、うちの娘はフラットではかなりの有名人です。

週末に教員仲間を一家で訪ねるのも楽しい。午後にお茶を飲みにいって、インドでの生活や日本・インドの文化、育児、すっごいくだらない話などをして帰ってくるのです。みんな快く僕たちを受け入れてくれるのがありがたい。とても近い将来に、自分たちが彼らを招待する側にまわる予定です。

テニス再開

インドに来る前は、 週1回テニスをしていました。テニススクールの初級コースでとても楽しく続けられていたのですが、移住当初はバタバタしていてそれどころではなかったのです。運動の機会も減って体が重く感じるようになってきたので、こっちでもテニスを再開することにしました。

今住んでいるフラットには、程よくメンテが行き届いたオープンエアのテニスコートが2面あります。僕の場合は数千ルピーの年会費を払って使い放題。早朝の有料レッスンと夕方のキッズレッスンを除けば、夜10時まで使えます。とりあえず週2回が目標。

テニスは二人以上でやるスポーツなので仲間が必要ですが、インドは全く問題なし。自分が一人でサーブの練習をしていれば、「打とうよ」とフラットの住人が加わってきます。もちろん自分からも「混ぜてよー」といいうことで、他の人たちが打っているところに突入。みんなフレンドリーで、すぐに友達になれる。日本では自分がとてもシャイだったのだろうと感じます。

僕の腕前はさておき、みんなうまい! 元初級コースの腕前ではちと厳しいか。まずは半年前まで習っていたことを思い出さねば。ちゃんと練習したいなー。同じようなレベルの友達(IITHの同僚と奥さんの友達)もいるし、割り勘でコーチを雇ってしまおうか。相模大野のコーチ達を召還できないかな。笑

2012年8月19日日曜日

事故ラレタでござる

新車のスイフト君が納車されてから2週間。とうとう事故にあってしまいました。いい天気で視界良好、激しく渋滞してたわけでもなく、道幅が狭い訳でもなく、むしろ走行してさえいなかったのに、事故は起きるものですね。

ちなみに、同乗していた家族や僕自身にケガはありません。非常に低速で接触されたのでショックはほとんどなく、奥さんは「え、ぶつかったの?」とか言っちゃうほど。ひとまずご安心を。。
 事が起きたのは今日の午前中です。ダウンタウンに向かって幹線道路を走っていたところ、前を走っていたトラックが停車したので自分も停車。で。。。。

いきなりトラックがバックしてくるではないか!別にハザードランプをつけるわけでもなく、クラクションも鳴らさず、バック時のランプも点灯せずに(どうせ壊れてたんでしょう。)、ただバックしてきます。なんかぐいぐい迫ってきます。僕は必死にクラクションを鳴らし、後方車両も気にしつつ少しバックしたけど焼け石に水。トラックはおかまいなしにバックしてきて。。。

「ゴリッ」と。

トラックの後部がスイフトのボンネットに接触。僕の後ろの車はもちろん何ともなく、ササーっといってしまったのですが、それはまぁいいとして、さて。。。


トラックのドライバーが、「もしかしてぶつかったかしらん?」って感じで登場。はい、ぶつかってます。ぶつかってますとも。ってことでドライバーとお話しタイム。


・自分からぶつかってきた事を自覚してる?
・後方確認せずにバックするってどういうこと?
・クラクションならしているのにわからなかったの?
・とりあえず車両のナンバーと免許証の写真取らせてね。
・あとでご連絡させていただくと思います。

ということで、現地のプロジェクトスタッフさんに電話して通訳してもらいながらのやり取り。ドライバーさん、もうちょっと申し訳なさそうな顔をしてもいいですよ。接触箇所やトラックのナンバー、免許証などを奥さんのiPhoneでパシャパシャ。証拠写真的なものはそろったので、ドライバーはリリースしてドライブを続けたのでした。

ちょうどプロジェクトスタッフさんとはその日のうちに会う事になっていたので、写真を見せながら事故の様子を説明して、修理などの手続きをサポートしてもらう事になりました。へこんでしまったボンネットの修理は、保険から費用が出るだろうとのこと。あー、くだらない仕事を増やしてしまって申し訳ないっす。。。。

正直、トラックは既にボッコボコでした。いろんなところで当たり当たられてきたのでしょう。ドライバー曰く、「前のタクシーがバックしてきたから自分もバックした」とのこと。接触を避けようとしたのはいいとしても、タクシーをバックさせないように努力すべきでしたね。他の車にぶつかっちゃっては本末転倒。 トラックの前にいたというタクシーは逃げ得か。

ボンネットがへこんだ箇所は、イモビライザーの近くなのかな?何でもないところで警報装置が鳴ってしまう症状がたまーに。。。修理のタイミングを早めてもらわないと。。。

2012年8月10日金曜日

エアコンの設置風景からわかること

室外機の外装はまずまず堅牢なようです。っていうか脚立持っておいでよ。業者。。


作業後お帰りになるときは、当たり前にゴミは放置したまま。 日本って、すごい国だな。

2012年7月28日土曜日

家電を買う

新居が決まって、生活するための家電と家具を買いにいきます。まずは家電から。インドならではの家電は、UPS、浄水器、湯沸かし器(geyzerで"ギザ"と呼ぶ)でしょうか。

幸運なことに、所属先の現地エージェントが超絶デキる人で、下見から購入(価格やデリバリー、設置の交渉や連絡)まで全部サポートしてくれてます。ありがたいこってす。

UPSは日常的に停電があるので必須ですね。フラットによっては電源が「100%バックアップ」とか「1部屋につき1個のFAN(天井の扇風機)だけバックアップ」といった具合に自家発電設備を備えているところもあります。自由に使える電源がなくなってしまうのは困るので、UPSは欠かせません。

インドの水道は飲み水が出てこないので、浄水器を置きます。有名なメーカーは、KENTとEURECAだそうな。KENTのいちばん良さそうなやつにしました。あと、温水も出てきません。日本ならスイッチ一つでお湯が出てくるのですが。。。というわけで、湯沸かし器を置いて温水を得ます。温水用の蛇口はどこの家にもあるので、湯沸かし器を置いてつなぎ込みます。温かいシャワーは、ただでは付いてこないのですね。

あとは、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジ、ガスレンジなどを見て回って選びます。面白いのは、家電のデリバリーとインストールはそれぞれ別の業者がやる点です。せっかく届いた湯沸かし器とか洗濯機、置いてあるだけですもん。キッチンダクトも。。設置していってくれればいいのに。意味ないじゃん。とうぜん、設置業者が来るのはデリバリーの後日。これもインド?

っていうことで、発注から1〜2週間発っていますが、今日まででなんだかんだエアコンとUPS以外は設置されて動いています。今は涼しいからエアコンはいいけど、UPS早く設置されてほしいなー。届いているのに。。。

現地エージェントの力を持ってしても、手こずるのですね。ご本人も苦笑いしてましたが、頼りにしてます。自分がやっていたら、どれだけひどいことになっていたことか。

2012年7月20日金曜日

Hyderabadでの家探し (4: 賃貸契約書についてのイロイロ)

えーっと、家の契約自体はもう済んでいますが、引越をするまではもう少しです。っていうか、もうインドに来ちゃってるし。


オーナーと契約内容について話し合った後、メールで賃貸契約書のドラフトが送られてきました。内容は至ってマトモ(以前話し合った内容がきちんと反映されている)なので、自分的にはOK。念のため、移住後の所属先にも契約書のドラフトをチェックしてもらいました。契約前に1つ、契約後で2つ、大事な項目がありました。

(1) そもそもフラットのオーナは、契約者ご本人?
インドでは、フラットのオーナーとは異なる人(例えば、フラットオーナーの奥さんとか)を契約者にしたりして、脱税をはかったりするケースがあるそうです。正当な契約をするために、フラットの登記簿を要求することで、フラットのオーナーと契約者が同一人物であることを確認し、未然にトラブルが防げるそうです。今回は、ご本人様でした。

(2) ちゃんと住所書いてある?
契約書に書かれる住所はとても大事。銀行口座を作るにしても、携帯電話を契約するにしても、住所の証明となるのはフラットの賃貸契約書。僕の場合、自分もチェックが甘くてうっかりしていましたが、フラットの住所が書いていませんでした。このため、一度は契約書にサインしたけど、一部のページを変更してサインし直し。

(3) 契約書に書いていないけど、要望が出てきたら?
僕の場合、所属先のスタッフが来てくれて、オーナーと交渉してくれました。・虫が入らないよう網戸を設置したい。
・ベランダに安全柵を取り付けたい。
とかこまごまとした感じのものをとりあえず伝え、僕の負担でやること、オーナーの負担でやることを決めてOK。ということで、とりあえず要望は要望として伝えて交渉するのがいいようです。契約書の変更はしないけど、まー、やってもらえるっしょ。

というわけで、(1)がはっきりしたので、渡航後にすぐサインしました。日本から持ってきたいくらかの現金をインドルピーに換金して、契約書にサインすると同時に当初の家賃とSecurity Depositを払いました。(2)と(3)は現地で生活を初めてみてその都度経験した感じです。




さて、ようやく空のフラットが手に入ったぞ!ええ、渡航して2週間経ってまだ引っ越していませんがなにか。笑