2012年6月9日土曜日

Hyderabadでの家探し (3: オーナーとの条件交渉)

結局、オーナーがまともそうだったフラットに住むことを決め、内見翌日に「詳細を詰めたい」と連絡しました。平日なので仕事が終わった後にフラットで合流して、敷地内の設備をさらっと見せてもらって、名刺を交換してから条件交渉へ。

ちなみにオーナーは、製薬会社の会計部門のGeneral Managerでした。オカネモチ〜。

1. 部屋の内装工事はいつ終わるのか
まだ内装工事中だったので、これは聞いておかないといけません。もちろん期限通り終わるなんて期待できませんが、せめて実際に入居するタイミングには終わっていてほしい。笑

2. 月額の家賃はいくらにするか
同じ間取りのフラットとほぼ同じ額が提示され、至極妥当だったたのですんなりOK。ここで値切ってモメるよりは、信頼関係がちゃんと作れる方がいいですね。

3. Security Depositの額をいくらにするか
日本でいう敷金とは違い、全額返還が前提の預け金です。 家賃の2〜3ヶ月分ということなので、先方におまかせ。実際に契約書が出てきてから調整します。

4. 契約開始日をいつにするか (僕の方で事情あり)
ルールは守らねばならないので。。。キリよく7月1日からどう!?ってことでしたが、事情を説明してちょっと半端な日程にずらしてもらいました。

5. 契約書以外に必要な書類は何か
いわゆる身分証明書が必要なようです。
・パスポートのコピー
・ビザのコピー
・滞在期間中に関わっているプロジェクトからのレター (在籍証明書みたいなもの)

6. 退出時の現状復帰はどのようにするか
インドでは、居住年数に応じて現状復帰費用を誰が負担するかが決まるようです。だいたい3年以上住んだ場合には、オーナー負担となるそうです。敷金もないしなー。へぇ〜。

7. ガスの手配
まだやってないらしい。「やっとくよ!」だって。ふーん。

とまぁこんな感じでオーナーと話をして、契約書のドラフトをメールで送ってもらう約束しました。最後に笑顔で握手して解散。既にドラフトは届いていて、チェック中。来週中には返事出してFixできればと思っております。

2012年6月7日木曜日

Hyderabadでの家探し (2: 実際に家を見に行く)

目当てのフラット、間取りが決まったら内見(実際に家の様子を見に行く)です。僕のお目当ては、いくつものマンションが一つの敷地に建っている集合住宅の一室。内見する方法は二つくらい。

一つ目は、アポなしで行く方法。集合住宅のセキュリティーゲートで「家探しにきた」と伝えると敷地内に入れてもらえ、管理人室にいくと、賃貸専門の部署があります。ここで、希望の間取りを伝えると、お兄さんが鍵を取り出し部屋を見せてくれます。

二つ目は、物件のオーナーや仲介業者をWEB(Publicなものも、Closedなものも両方)などで探し、アポを取って希望の間取りの部屋を見せてもらう方法。

どちらの方法でもOKです。今回は二つの集合住宅で、3BHKのSemi FurnishedとFurnishedの部屋をいくつか見せてもらいました。

Furnishedのほうは、、、なんじゃこりゃ。きったない家具が放置されているのがFurnishedなわけ?「この家具が無ければ借りたいのに!」という部屋はたくさんありますが、どんなに汚くてもぼろくても明らかにただ邪魔なだけでも、家具をその部屋から取り除くことはできません。しかも家賃はだいたい、Semi Furnishedよりお高め。ということで、こういう部屋はスキップします。

同じ間取りでも、キッチンが広いところや、ダイニングとリビングがつながっているホールを棚で仕切っているところ、なぜか洗濯機を置くスペースが無いところ(手洗いしろってこと?)など、いろいろあります。いい部屋あったんだけどなー。家具さえ無ければ。

Semi Furnishedは、家具の心配はほとんどありません。たまに、棚やクローゼットの色が原色たくさんのド派手な塗装だったりしますが、「こういう趣味の人もいるのね」とスルー。何となくまともな部屋を探します。

結果的に僕が実際に気に入った物件は、集合住宅に既に住んでいる仲間に頼んでClosedなWEBを見せてもらい、希望の間取りの部屋のオーナーにアポを取って、すぐに内見させてもらったものでした。正直、直接話してみてオーナーが「まともそう」だったのが一番の決め手だったかも。間取りは問題ないですが、内装工事は2週間くらいで終わる「はず」というのがやや不安ですが。笑

それでも、他のどの物件よりもマシだったんです。まー、インドだしこんなもんでしょ。

2012年6月5日火曜日

Hyderabadでの家探し (1: 目星をつける)

今は大学のゲストハウスに住んでいますが、家族が引っ越してくるのに合わせて、もう少し町中のフラット(アパートというよりはマンション)を探すことになりました。

インドの町中では不動産屋をあまり見かけません。不動産屋は、日本だと駅前にいくつもあるイメージですが、インドで郊外にある町ではそもそも駅前という概念がない。。。ということで、別の方法をとります。

まずは、いくつかのフラットに目星を付けます。良さげなマンションをWEBで探してピックアップしてもいいし、仲間に教えてもらうのでもOK。特に後者の場合は、ランチの時間に「家探してるんだよね〜」と言えば勝手に盛り上がります。

僕は両方の合わせ技で、なんとなくイケてて、かつ大学の仲間が住んでいるフラットを見つけました。なんかあったときに、助けになってくれる人がいると安心です。参考までに僕の場合は、http://www.commonfloor.com/ でフラットを探し、「〇〇ってどう?誰か住んでるかな?」とかいってワイワイご飯。目星を付けたのは、ハイデラバードの西にある二つのフラット。他にもいいなーと思うところはありましたが、知り合いがいるところを優先します。仲間は作れるけど、現地生活初心者の僕らにとって、はじめから事情を理解してくれる人がいるのはありがたいことです。

ところで、間取りについてです。日本では部屋の数、L: Living、D: Dining、K: Kitchenを組み合わせて3LDKといった具合に間取りを表しますが、インドでは寝室の数、B: Bedroom、H: Hall (Living + Dining)、K: Kitchenを組み合わせて間取りを表します。インドの3BHKは、日本の3LDKに相当します。

僕が探しているフラットの間取りも3BHKです。新しめのフラットでは、2BHKや3BHKの間取りが多く、4BHKから上は高級フラットとかでお目にかかれます。どうやら、Hyderabadでは2BHKの需要がより高く、だいたい先に売り切れてしまうようです。

もうひとつ問題になるのが、家具の有無です。物件紹介のWEBページでは、Unfurnished、Semi Furnished、Furnished、 Fully Furnishedみたいに家具付きかどうかをざっくり示す表記が含まれています。Semi Furnishedというのは全般的に、フラットのオーナーが内装を決め、クローゼットの位置やキッチンの形態、水回りなど、いわゆる家としての必要最低限のインフラががある程度整っていることを意味します。もちろんピンキリですが。

Unfurnishedは、乱暴な言い方をすれば、必要最低限の配線と部屋が壁で仕切られているだけ。Fully Furnishedは、Semi Furnishedのフラットにソファやテーブル、ベッドといった家具がすでにある状態を言います。家具のデザインや新しさもピンキリで、「っていうか正直ゴミでしょ」っていう家具を使っていてもFully Furnishedを謳うフラットもあるわけです。日本で言う「空室状態」はSemi Furnishedが該当するようです。今回探しているのもSemi Furnished。

さて。。。建物や間取り、家具の有無について希望がはっきりしてくれば、あとは実際に家を見に行きます。いわゆる内見です。これはまた次回。








あるのか?

2012年6月1日金曜日

蜂に刺されたでござる

さすが多くの自然が残るキャンパスですね。蜂に刺されてしまいました。巣の近くを通ってしまったようで、そのまま歩いていて気がついたときには、蜂達はすでにヤル気モード。。3カ所ほどザクッと。

毒性はないとのことで、しばらく患部を冷やしていたのですが、念のため病院に行くことになって、Jubilee HillsのApollo Hospitalへ。病院につくとすぐさま診てもらえて、患部を見せつつ、吐き気があったり意識を失ったりしていないか、破傷風(Tetanus)の予防接種を受けているかなどを聞かれて、診察終了。アレルギー反応を抑制する薬をもらって終了。


インドの病院がどんなところか見てみたいと思っていましたが、こういう形で行くことになるとはー。同行してくれたスタッフの方たちにお茶をごちそうして、帰ったのでした。

今のところ患部は良くなっている印象で、完治するまでは数日かかりそうです。しばらく様子を見なければー。他にけがした人がいなくてよかった。